導入事例

株式会社ドテヤマビジネス 様

2022年8月

従業員29名以下/オフィス環境のトータルサポート

社員のエンゲージメントとコミュニケーションの可視化/RUFT調査

株式会社ドテヤマビジネスは、『規律・自由・創造』を企業理念とし、創業1946年(昭和21年)以来、本社がある兵庫県神戸市を中心に、地域密着型で活動されています。廣江社長は、社員一人ひとりが『規律』を守って、『自由』に、自分で『創造』して働いてほしいという理念を持たれています。ビジネスにおいては、オフィスレイアウトの設計から、オフィス家具の選定、施工業者との調整・工事完了まで、お客様のオフィス環境の課題を一気通貫でご支援されています。今般、『組織の健康診断』、RUFTエンゲージメント調査を実施された感想を、廣江社長にお伺いしました。

 

お話し頂いた方

株式会社ドテヤマビジネス

代表取締役 廣江 修仁様

社員間のコミュニケーションの場を工夫しています。

―『組織の健康診断』をされたきっかけを教えてください。

廣江:私は、2021年9月に社長に就任しました。就任後は、社員とのコミュニケーションを大切にしています。私自ら、社員に話しかけ、雑談や仕事の悩み等、聞くように日々努めています。社員同士のコミュニケーションの機会も増えるように、オフィスの一部をフリーアドレスに変更しました。社員からは「先輩に気軽に相談できるようになった。」等の意見を社内で耳にするようになりました。もう一歩、社員がもっと働きやすい職場にしていくにはどうすればいいか、社員の気持ちや意見を、専門的な点から調査してみたいと考えました。

―エンゲージメント調査をご存知でしたか。

廣江:詳しくは知りませんでした。組織の健康診断である「RUFTエンゲージメント調査」のことを知り、詳しい説明を受けました。「エンゲージメント」という考え方が、これからの経営において非常に重要な要素であることが理解できました。RUFT調査は、エンゲージメント指標の原因となる、社員のコミュニケーション満足度やイノベーション潜在度といった、独自の指標を使っています。もっと働きやすい職場にするための具体的な提案をしてくれる点が気に入りました。

―調査は簡単でしたか。

廣江:自分へのインタビューと社員へのアンケートの2種類でした。30分程度のアンケートは、選択式の質問と社員の自由記述の組み合わせです。2週間のアンケート実施期間内で、ほぼ全員から回答を得ることができました。

新しい発見がありました。

―調査結果はどうだったのですか。

廣江:RUFTの売りである社員を、エンゲージメントとコミュニケーションの軸で、「予備軍」、「ミスマッチ」、「情熱家」、「プロ」の4つのタイプに分けて分析する方法では、「情熱か」(情熱を持って、仕事に取り組んでいる社員)が多くいることが分かりました。社員からは、よりよい会社にするための前向き意見、不満、いろいろな意見がありました。自分からは、メッセージを伝えているつもりでしたが、意外に伝わっていない点もあることに気付かされました。新しい発見です。明日からは、意識していきたいと考えています。

―RUFTからはどんな提案がありましたか。

廣江:RUFTからは、社員のコミュニケーション力を高めていくための様々な施策提案がありました。例えば、少人数でのランチ会を開催して、社員とのコミュニケーションの場を意図的に増やす、社員同士の座談会(意見交換会)の場を設定して、横の意見交換を活発にするといった施策です。どれもすぐに実践できそうな提案でした。一方で、アプリを使った提案もありました。今はやりの、上司と部下との1 on 1ミーティングを、定期的にきちんとスケジュールして、何を話したかも記録するといったアプリです。また、スマホサンクスカードの提案もありました。社員のイノベーション力を高める点については、社長主導の「勉強会」や「読書会」、他のベンチャー企業での学びの機会(「複業留学」)がありました。どちらも、社員に気づきを与える施策です。

これからどんな活動を行いますか。

―まずは、どんなアクションになりますか。

廣江:まずは、社員と今回の調査結果を共有します。調査結果について、社員と意見交換して、よりよい会社にするためには、どうすればいいか、意見を出し合ってもらいます。そのような意見交換を通じて、RUFTから提案があった施策、或いは自社で考えた施策、出来るところから初めていきたいと思います。

経営者へのメッセージはありますか。

廣江:いい会社を作っていくためには、社員が率直な意見を出せる環境を、経営者自ら作っていく必要があります。今回の調査によって、新しい発見も多かったです。調査を行うことで、経営者として様々な気付きがあります。『組織の健康診断』の大事さを実感しました。

―本日は、ありがとうございました。

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