導入事例

関西文具株式会社 様

2022年8月

従業員29名以下/オフィス用品・機器販売会社

社員のエンゲージメントとコミュニケーションの可視化/RUFT調査

関西文具株式会社は、『感動と感謝』を企業理念とし、お客様の購買代理業としての視点でベストを尽くすことを最大の使命と考えています。1949年(昭和24年)のオフィス機器・オフィス用品の販売会社としての創業以来、時代の流れに合わせ、効率的なオフィスワーク、快適なオフィスライフのお手伝い、お客様の新しいオフィス環境づくりをご支援されています。 ワンストップソリューション提案企業へと市場の変化に柔軟に対応し、成長し続ける企業を目指されています。社員一人ひとりが、仕事を通じて喜びと感動を得て、『お客様と社会に広く貢献する』ことをモットーに、日々取り組まれています。組織の健康診断である、RUFTエンゲージメント調査について取引先からの紹介を受け、一度きちんとデータで見てみようと実施されました。黒田社長と部長の橋様に、実施後の感想をお伺いしました。

 

お話し頂いた方

関西文具株式会社

代表取締役 黒田 純司様(お写真)
部長 橋 智明様

社員とのコミュニケーションを大切にしています。

―黒田社長がエンゲージメント調査をされたきっかけを教えてください。

黒田:私は、当社と株式会社黒田生々堂の代表取締役を兼務しています。2014年に黒田生々堂が当社を子会社とし、その年の4月に社長に就任しました。社長就任後は、橋部長を中心に会社の運営を任せてきました。2021年から自分も本格的に当社の経営に携わるようになりました。社員には、「一緒に頑張ろう」と宣言し、みんなと一緒に仕事をしたいので、社長室もありません。社員と同じフロアで仕事をして、社員とのコミュニケーションを密に取っています。一方で、社員の本音をなかなか聞き出せないとも感じていました。そこで、今回のような外部の専門的な調査を活用して、社員が本当のところはどう思っているのかを理解し、経営に生かしたいと考えました。

―エンゲージメント調査をご存知でしたか。

黒田:知りませんでした。取引先から、組織の健康診断である「RUFTエンゲージメント調査」を紹介されました。RUFTは、年一回の徹底的な組織診断で、エンゲージメント指標はもちろん、コミュニケーション力とイノベーション力という、独自の指標によって、具体的に何をしたらいいのかも提案してくれる点が気に入りました。RUFTからの説明で、エンゲージメントがこれからの経営において非常に重要な要素であることも理解できました。

―調査方法はどんな感じですか。

橋: 黒田社長へのインタビューと社員へのアンケートの2本立てでした。社長インタビューは、事前にRUFTから質問票を頂き、質問票に沿って1時間程度行われました。アンケートは、選択式の質問と社員の自由記述の組み合わせです。2週間のアンケート実施期間内で、ほぼ全員から回答を得ることができました。

普段感じていたことがデータで明確になりました。

―調査結果はどうだったのですか。

黒田:当社が他社と比較して、エンゲージメントは高いのか、低いのか、コミュニケーション力が高いのか低いのか、当社の位置がはっきりしました。社員全員を、エンゲージメントとコミュニケーションの軸で、「予備軍」、「ミスマッチ」、「情熱家」、「プロ」の4類型に分けて分析する方法はとても分かりやすかったです。社員の声も集まり、本音が分かりました。自分が感じていたことが、データによって明確になった点は良かったです。改善点もはっきりして、これからの経営に非常に役立ちそうです。今回の調査に社員が協力してくれたことに感謝しています。

―どんな施策を打っていきますか。

黒田:RUFTからコミュニケーション力を上げていくための様々な施策提案がありました。横のコミュニケーションの活発化のために、部門を越えた社員同士での意見交換会はすぐに出来そうです。社員同士の「感謝」や「賞賛」の雰囲気を作るためのサンクスカード(「RUFTケアアプリ」)も面白そうです。当社の規模ではこれからですが、WEB社内報提案も今風です。イノベーション力についても、自分と社員との「勉強会」や「読書会」、外部研修(「イノベーション力研修」や「越境学習(複業留学)」)による気づきの提案もありました。どれも魅力的な内容です。社内で検討を進めていきたいと思います。

ずばり、これからどうしていきますか。

―次はどんなアクションになりますか。

黒田:まず、報告書をじっくり読みなおします。RUFTと相談しながら、出来るところから始めていきます。組織開発は一朝一夕にはいきません。今回の調査を契機に、経営に本腰をいれていきたいと思います。

―経営者へのメッセージはありますか。

黒田:データは嘘をつきません。経営者にとって、この手の調査は通信簿のようなものです。しかし、それを恐れていて、いい会社作りは出来ません。自分の感覚を信じると同時に、この手のデータを使う。これからの経営には、組織の健康診断が大事だと痛感しました。経営者のみなさんにお薦めします。RUFTが掲げる『Love-Based Company(会社と社員が愛を感じ合う会社)』もいいですね。

―本日は、ありがとうございました。

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